今年も行ってまいりました。
エコらす恒例の石鎚山登拝に・・・
旅程に沿って、報告しますね。

7月7日、七夕の日。
午前9時15分に、曇り空の広島(宇品港)を出発。
目的地、松山までは約3時間の船旅です。
今年は、毎年船内で盛り上がる「UNO」を忘れてしまい。
社長以下、みんなから大ブーイングでした・・・トホホ。

松山港到着後はバスでの移動です。
まずは石鎚神社へ参拝。
後ろに見える新居浜平野がいつもみごとなんですよね。
ホントは、この前の休憩ポイントで「いよかんソフトクリーム」を
いただくのが恒例(?)なんですが・・・
忘れるんですよ、写真を。

午後3時30分、ロープウェイに乗り換えて、山へ山へ

到着したのが、山頂成就駅、標高約1300mです。

約20分の山登りを経て、石鎚神社・中宮成就社に到着です。
奥に見えるのが、今日の宿泊先「白石旅館」さんです。
ここは、標高約1400m。うっ、酸素が・・・

あいにくの曇り空で、霊峰・石鎚山は雲の中・・・でしたけど。

山の長い夜(松山千春じゃないよ)、いつもは「UNO」で盛り上がるところ・・
ハイハイ、すみません。
忘れましたよ、忘れました。
という訳で、七夕の夜に行われる「巫女舞」を拝見しました。

まずは、楽器の紹介です。
楽器といっても、「三管」と言われる神楽器。
神社でみなさん耳にしたことある音だと思うのですが、
左から、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)です。
なるほど!
神社でいつも聞こえていたのはこの音か・・・と感心しきりでしたが、
私がとにかく感心したのは、横で紹介しているMC(って自分でいってました)
の人のしゃべりです。
流暢なんですよね。
神聖な場所でこんなに砕けてていいのか?っていうくらい、おもしろいし、
オチもあるしで・・・
いやー、勉強になりました。(笑)

なんと、この笙、百万円(ひゃくまんえん)ですって。

そして、メインの「巫女舞」。
巫女舞っていうのは、神社の例大祭や祝い事の席で舞われることが多い
らしいのですが、その原型は天岩戸の前で天鈿女命(あまのうずめのみこと)
が舞ったもの・・・だそうです。
美しかったですよ。
舞いも、巫女さんも・・・。
「天岩戸伝説」って知ってます?
太陽神である天照大御神が引き篭もったのが、天岩戸。
そのせいで世の中が真っ暗になってしまい、「どうする、どうする?」
と八百万の神が集まって、天鈿女命が岩戸の前で裸踊りをしてどんちゃん騒ぎ
をしたところ、「なんや、なんや?」と天照大御神が出てきて、
世の中に明るさが戻ったという・・・あれです。
えっ?説明が簡単すぎる?
詳しく知りたい方は、「古事記」をどうぞ。(笑)
ちなみに、石鎚神社の御祭神は、石土毘古命(いしづちひこのみこと)。
天照大御神をお産みになった伊邪那岐の命と伊邪那美の命の第二子
だそうですよ。

終わって出たら、この空。
なんと神秘的な夕焼け(?)
さすが、神の山です。
今夜は、明日に備えて早く休む・・・はずが・・・(笑)
byハッシー